現在大学院に通っています。もともと大学時代に、国際関係論などについて学んでいました。アメリカ留学を経験した際、ジェンダーや人種に関してのマインドの違いなどを知ったことから、社会的にマイノリティとされている人たちの声を社会に届ける仕事に興味を持ち、報道業界に就職しました。現場経験を積むなかで、報道の在り方についてさらに学びたいと考え、大学院では国際関係論に加えてジャーナリズムも専攻しています。
大学院に入り直した当初、塾講師などのアルバイトをしていました。やりがいは感じつつも、海外に関係する仕事がしてみたいという漠然とした気持ちがありました。そんな時、中学からの同級生である友人から、「HOUSEIへの入社が決まった」との話を聞いたんです。インターンシップの枠もあるということで調べてみると、展開製品やサービスが海外にもつながりがあるなど、グローバルな企業であることが分かりました。さまざまな文化が入り混じる企業で、少しでも社会人経験を培っていけるのなら、とインターンシップに挑戦させていただきました。面接ではタイミングが良かったのか代表とも話すことができ、立場に関係なく活発なコミュニケーションがあることに驚きました。そのような企業姿勢が印象的だったこともあり、インターンシップ生となることを決めました。
最初は教育関連のシステムに携わり、コンテンツをシステムに落とし込んでいく業務を担当しました。同時に、広報での社内報作成にも携わりました。具体的な業務としては、日本と中国のインターンシップ生交流会などに参加し、内容を伝える記事を書くなどです。加えて、製品のプレスリリース作成、顧客様にお送りするメルマガの作成など、幅広い分野で業務に携わりました。
一度報道機関に就職していた経験もあることから、コンテンツ制作に関しては自分なりの作成ノウハウのようなものがあったのですが、異業種となると全く異なり、一から学び直す良い機会となりました。また、今の自分にできることとできないこと、向き不向きなどを客観的に判断いただけたことから、自身を見つめ直し、今後の進路も明確になったように感じます。
文章などのコンテンツ制作以外にも、社会人として改めて学んだ点も多くありました。営業の基礎知識やスケジュール管理など、これから社会に出ていくうえで必要不可欠となる部分です。部署を横断し、多岐に渡る業務を経験させていただいたことから、関わる社員の方も多くなり、さまざまなことを教えていただいたように感じます。今後の社会人人生における重要な財産となりました。
正直、私がインターンシップを始める時は明確な目的があったわけではありませんでしたし、どれくらい続けるのかなども決めていませんでした。しかし、この約1年間のなかで得るものは大きく、改めてインターンシップをやってよかったと感じています。もちろん、将来IT企業で活躍するためのスキルを身に付けたい、という目的を持って挑戦する人もいるでしょう。いろいろなきっかけがあって良いと感じますが、HOUSEIは、将来が定まっていない人でも受け入れられる企業風土があるので、まずは行動に移してみるというのもおすすめします。実際、周囲にいろいろなことを教えていただきながら学んでいくのはとても楽しいことでもありました。いわゆる人間関係などで困ったことなどは一度もなく、温かい会社の雰囲気に助けられました。
もちろん仕事なので責任はつきものです。最初はできるかどうか不安だったり、時には悔しい思いをしたりすることもありますが、それらを1つずつ対応できるようになってくれば、自信もつきます。周りの助けに感謝しながら少しずつ前進できるよう、応援しています。