2児の母でもあるSさんは、社内のシステムインフラを支える情報システムグループに所属しています。明るく気さくな雰囲気を持つSさんですが、仕事と子育ての両立をどのように実現しているのでしょうか。お話しを伺ってみました。
HOUSEIに入社した当時は、もともと開発グループに所属していました。といっても、大学では専門分野の勉強を専攻していたわけではなく、なにかものづくりがしたいと漠然と考えていた時に、プログラミングができたら面白いのでは、と考えたのが入社のきっかけでした。開発知識が無い状態からのスタートだったので、当時は大変でしたね。先輩方に助けてもらいながら経験を積んでいく中で、自分は皆のサポート役の方が合っているのではないか、と感じ始め、開発グループ内での事務を担当し始めました。当時は無かった部署でしたが、タイミングもあり新たに発足してもらえたのも、働きやすさに繋がっていたと思います。
第1子出産で産休を取り、産休後は開発本部に戻りました。数年後、第2子出産のために産休を取りましたが、この時も周りが気持ちよく送り出してくれたので、私も安心して産休取得・復帰ができました。その後のキャリアとしては、タイミングもあり、当時の情報システム室で会社復帰することになりました。現在は絶賛育児に奮闘中で、仕事と家庭を両立し慌ただしくも充実した毎日を送っています。
私が所属する情報システムグループは、システムが関与するすべての社内インフラを整える業務を担当しています。システム関連の備品管理から、システムの契約更新業務などの事務処理なども含まれ、仕事は多岐に渡りますね。例えば、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)という、ITシステムやネットワークに携わるうえで必要不可欠な、リスクマネジメント活動も私たちの部署の仕事です。HOUSEIはIT企業なので、情報漏えいなどのトラブルを事前に避けるための対応が特に必要です。事務的な対応をはじめ、定期的に社員へセキュリティに関する意識してもらう活動を行うことも重要です。社員の皆が、トラブルや滞りなくシステム業務を行えるように、環境を整えたいという気持ちで日々従事しています。
HOUSEIは、主にフレックス型の勤務体系なので、週を通して勤務時間を調整しながら働いています。制度としては、未就学児がいる場合は、時短勤務の申請を行うと、短縮勤務ができるようになります。この申請を行うことを、嫌な顔せずに受理してくれるところは、HOUSEIの良いところかもしれません。勤務時間が短い日は、やはり対応できる業務も少なくなってしまうのですが、周りの助けもあり仕事ができていると感じています。私の退勤時間が近づくと業務ボリュームを調整したり、「やらないといけないことがあったら言ってね」と声をかけてもらえる環境がありますね。情報システムグループは特に風通しがよくなんでも相談しやすい点も助かっています。制度と環境の両方があって初めて働きやすさが成り立つのだなと実感していますね。
全体的には、チャレンジングな企業文化があるなと感じます。社長もよく言っていますが、なにごともやってみる!という気持ちが強い会社ですね。情報システムグループでいうと、自由に前向きな姿勢を持って仕事に取り組める環境があると思います。人に恵まれていることに、本当に感謝ですね。
下の子が幼稚園最後の年なので、楽しい思い出をたくさん作ってあげたいですね。行事に積極的に参加するなどしたいと考えています。子育てから手が離せない時期もようやく終わりつつあるので、最近は少しだけですが、自分の時間を持つこともできています。昔から好きだったアクセサリーなどの小物づくりを再開して、気分転換がてら夜な夜な作業しています。もっと時間が取れれば、いろいろ作っていきたいと考えています。細々とした工程を踏む小物づくりは、今の社内インフラを整えていく仕事とも、もしかすると通ずるところがあるのかもしれませんね。もう少し子育てが落ち着いたら、仕事に関しても資格を取るなどのスキルアップに、積極的にチャレンジしていきたいですね。