築地indoorカントリークラブ」は、Daiwa築地ビル地下1Fにあります。会員様のみ、弊社製品のWelcomIDによる顔認証で入室が可能です。地下であることを感じさせないほどに天井が高く、開放感のある空間になっています。
今年の1月から運営を始められて、すでに会員様が150名を突破したと伺っております。お客様に選ばれるコツなどありますか。
ゴルフは三密を避け、個人で行うことが出来るスポーツなのでコロナ禍でも注目度の上がっているスポーツです。この時期に始めやすいと、ゴルフ人口も増えているので時代のニーズもあるでしょう。実際に、全国のゴルフ練習場の売上高も前年比110%だとか。各メディアでも、特に若者増を取り上げるニュースを目にします。実際、我々のクラブでも、インスタグラムからの流入なのか、女性や若い方も想定より多いです。
実はこの業態を拡大することを考えて始動したので、会員様が150名を突破したことは有難いですが想定内であり、通過点だと思っています。戦略としては、むやみに多くの会員を募るのではなく、会員がスマートフォンでスムーズに予約できるような快適さや「ステータス感」を我々のアイデンティティとし、他社との差別化を図りました。
施設自体も地下にあり入口には大きい看板も無いので、隠れ家のような居心地の良さも独自性に繋がっていると感じます。
お客様に選ばれ事業が軌道に乗るかどうかは、先ほどお伝えした「アイデンティティ」と「社会貢献」が重要な要素だと感じ、特に社会貢献なくして成功する事業は無いと思っています。自分たちから発信したサービスで社会の動きを作り出し、それを「新しい文化」として継承することができれば社会の豊かさにも繋がると信じています。
異業種でのゼロからの立ち上げでしたが、苦労されたポイントはありましたか。
飲食との違いは「システムがこれほど重要であるのか」という点です。長年飲食店を経営してきましたが、飲食業界は顧客の管理などはほとんどなく、最もアナログな業種の一つでした。スマートフォンの使い方も分からず、比較検討しようにもAIやITの知識が皆無だった私たちは、何がわからないのかわからないというような状態でした。そんな時に出会ったのがHOUSEIさんでした。
HOUSEIのシステム、担当はいかがですか。
担当の内田さんは、私たちの要望を聞き入れ、伴走してくれます。何かあればすぐに対応してもらえ、直接駆けつけてくれる内田さんのスピード感も良いです。IT業界のことが分からないからこそ自分たちのイメージや希望をそのまま内田さんに伝えていますが、できる範囲で最適な対応をしてくれる姿勢も本当に助かりました。何かあったら頼ることができるし、この人に任せるなら失敗してもいい、それくらいの信頼を置いています。
システム自体も、電話の問い合わせを無くし、労力を抑えながらスムーズに顧客管理を実現することができました。価格も思ったより抑えられ、安心して使うことができています。ゼロからの立ち上げだったので産みの苦しみもありましたが、ここまで進んできて大まかな全体の動き方を把握してきました。システムの重要性も分かったので、今後の店舗展開にもさらに活用していきたいです。
築地indoorカントリークラブの予約画面。
「システム自体も、電話の問い合わせを無くし、
労力を抑えながらスムーズに顧客管理を実現することができました」
この度は、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。