当社は、本日2022年7月28日をもちまして、東京証券取引所 グロース市場へ新規上場いたしました。ここに謹んでご報告申し上げますとともに、創業以来、当社をご支援くださったすべてのステークホルダーの皆様のご高配に心より御礼申し上げます。
この度の上場を機に株式公開企業としての責任を自覚し、ガバナンス体制を一層強化することで、ステークホルダーの皆さまに信頼され、広く社会貢献できる企業となるよう、役員・従業員一丸となって精励してまいります。
当社は、北京大学にルーツを持ち、メディア業界にIT革命を起こす会社として誕生しました。創業時より「擁抱変化 持続創新(変化を前向きに受けとめ、新しい価値を創造し続ける)」という経営理念を掲げ、何よりもステークホルダーの皆さまと「Win-Winの関係」を構築した上で、時代にあった価値の創造の実現を重視してきました。その結果、メディアおよび周辺業界では、業界の皆様からそれなりの知名度を得られるまでになったと自負しております。
しばらくは、前例のないスピードでメディアを取り巻く環境変化が続くと考えられます。この環境に対応するため、業界のお客様や同業の皆様との連携を深め、デジタル対応やDXなどのオープンイノベーションを加速させ、予測困難な時代に求められる革新的なプロダクト・サービスを開発してまいります。
メディア業界以外からも、たくさんのご支持をいただき、感謝申し上げます。これからも、メディアで培った技術やノウハウをもとに成功事例を横展開し、医薬業界へもITサービスを展開すべく、今まで以上に力強く取り組んでまいります。
情報システムが重要かつ複雑となってきた中で、26年にわたり、大きなトラブルもなく多くのお客様の基幹系を開発・保守させていただきました。これもひとえに、社員の皆様、お客様、業界の協力先の皆様のご支援の賜です。情報システムを取り巻く環境はより一層変化が激しくなる一方で、当社へのご期待も今まで以上に大きくなると考えております。これまで以上の責任感を持って取り組んでまいります。
さらに、着眼大局の視点に立ち、研究開発・人材育成を行ってまいります。そうすることで長期的には企業価値のさらなる向上を達成し、株主様への還元につなげられると考えております。
引き続き、変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
2022年7月28日
代表取締役社長 管祥紅